こんにちは。
ワニさんです。
今回は「ドーパミン」について書いていきます。
人間が「快」と感じる時にでる脳内伝達物質の一つです。
学習効果や運動能力向上させる一方で中毒症状などの怖い一面も持っている物質です。
この記事を読むと
ドーパミンとは何か?そのメリット、デメリット。利用方法などが学ぶことができます。
[快楽物質]ドーパミンとは何か?→やる気ホルモン。
[基本事項] 効能効果 具体例 性質
ドーパミンは脳内神経伝達物質の1つです。
簡単に言うと人間が「何かいいことあるかもと感じた時」「実際にあった時」に出る物質です。
具体的には
- 大金を稼いだ時、高い地位についた時、みんなの前で活躍した時
- 目標を設定した時、それを達成した時、ライバルと競争、
- 飲酒、喫煙、ギャンブル、覚せい剤など
その作用は快感や多幸感を得る、モチベーションを上げる、学習意欲を上げる、運動能力の向上、達成感を感じる、幸福感を感じるなど様々です。
性質としては人間は同じ量では満足がいかなくなり、ドーパミンを出すためにどの行動がどんどんエスカレートしていく。セロトニンが過剰分泌されたドーパミンを抑制する働きがある。などが挙げられます。
このように学習意欲向上、運動能力向上、モチベーションアップなどいい面もあれば身を滅ぼす
依存症に陥る可能性もあります。
[重要!]ドーパミン中毒で人生の転落
やめたくてもやめれない依存症の原因はドーパミンです。
ドーパミンには同じ量では満足できなくてどんどんエスカレートしていく作用があるからです。
具体的にはタバコがやめれない、アルコールがやめられない、パチンコがやめられない、スナック菓子がやめれない、スマホがやめられない。などです。
これらの行為を行なっている時には脳内でドーパミンが分泌され人は多幸感を得ています。
この行為が習慣化し、どんどん頻度、量などが増えて言った状態を依存症と言います。
以下代表的な具体例を見ていきましょう。
喫煙
たばこを吸うと肺からニコチンが取り込まれ、数秒で脳内に達します。 脳内にはニコチン受容体があり、ニコチンが受容体に結合することで、快感を生じさせるドーパミンが大量に放出されます。
何年も喫煙することでやめることが困難になります。
飲酒
アルコールを摂取することで相対的に、脳内ドーパミン濃度が高くなります。
毎日の飲酒を繰り返してアルコール依存症に陥ると、アルコールを飲むことによってさまざまな問題が生じているにもかかわらず、飲酒をコントロールできなくなります。
ギャンブル
ギャンブルで大当たりしたとき、ドーパミンが大量に放出されて、快感を感じます。
すると脳は、この快感を何度も味わいたいと思うようになり毎日のようにギャンブルをしたくなってしまうのです。
悪習慣を止めるには他の行動に置き換えるのが効果的ですが、
脳はドーパミンで何度も快楽を得ているのでなかなか断ち切りことができないのです。依存症になる前に悪習慣を認識し対策をしていきましょう。
現在日本ではギャンブル依存症で70万人、アルコール依存症で80万人の方がいると推測さてています。
いずれも身を滅ぼすの可能性があります。
[テクニック]ドーパミンをうまく利用する!
[注目!]目標達成!強化学習サイクルを回そう!
やる気やモチベーションは楽しかったり、嬉しかったり、何かを達成したり、人から褒められたり、愛されたりすると精神的報酬によって、ドーパミンの分泌が増え快感を得ます。
よってやる気を出させるためには意図的に報酬を与えればいいことがわかります。
特定の行動をとることで行動と快感を結びつけることができればまた快感を得たいと同じ行動をとるのです。これを上手に利用すればいいのです。
➀目標設定しドーパミン↑モチベーション↑で「頑張るぞ!!」
➁行動する
➂目標を達成する。ドーパミン分泌され、ワクワク感、幸福感を得る。←行動と快感が結合する。
➃さらに快感を求めてモチベーション↑「次も頑張るぞ!」
➄➀に戻る
このドーパミンの強化学習のサイクルを回し続けることで大きな目標も達成することが可能になります。
大切なのは初めのうちは必ず達成できるような小さな目標からスタートすることです。
どんどん積み重ねていくことで自然と大きな目標にも近づいていけるでしょう。
[]ドーパミンを増やす食べ物は?
ドーパミンの原料は、必須アミノ酸やアミノ酸です。
必須アミノ酸はお肉、魚、大豆食品に多く含まれます。
プラスでビタミンB群(特ビタミンB6、ナイアシン)が必要です。
ビタミンB6はニンニク、バナナ、サツマイモ、玄米などに多く含まれます。
直接増やす食べ物としては、
カフェインを含むコーヒーや、スパイスをふんだんに含むカレーや激辛料理などです。
交感神経が刺激されることでドーパミンの分泌が促されるからです。
まとめ
ドーパミンは生きる上でのモチベーションに関わっています。
やる気や学習意欲向上を目的にテクニックを使って上手にコントロールしましょう。
また中毒性のある習慣にはあまり近寄らないようにするか、自身で認識するようにしましょう。
私は上手に使うために普段の生活でも今ドーパミン出ているな!と大げさに意識するようにしています。
なぜならその方が脳により記憶に残るからです。
ハブアナイスデイ!
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